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キャンプで一番重要なアイテムはマット?!~インスタライブレポート~

2021.02.17 2021.05.10 キャンパイル編集部

2021年2月11日開催 インスタライブレポート

今回のお題は
春のソロキャンプ おすすめのワクワクアイテム
campailインスタライブに参加してくれたキャンプ経験者 約40人に聞いてみました!!

まずは司会のmaruさんより
「春からキャンプを始める方にオススメしたいワクワクアイテムはなんですか?」
と聞いてみたところ、視聴者からは
「キャンプを始めるなら、ワクワクよりもまずはしっかりしたギアを揃えた方が絶対にいい!
という声が多数あがりました。

編集部もびっくりしましたが、それなら「しっかりしたギア」についてとことん話し合おうじゃないか!
ということで、テーマを変えてライブをすることになりました。

最初にそろえたいアイテム

初めてのキャンプの前に、まず最初に買うべきギアを話し合ってみると、
テント、チェアー、テーブル、シュラフ、食器類、ランタン、コンロ類など様々なものがあがりました。

どれかひとつだけを買うというよりは、複数をまとめて買うという人が多いようです。

これひとつあればキャンプができる!というものは存在しないかもしれません。


一番お金をかけるべきギアとは

それではさらに絞って聞いてみましょう。

しっかり調べて買えばよかった!お金をかければよかった!というギアは何ですか?

これはビックリすることに、
ドンピシャでテント、シュラフ、マットの3つに絞り込まれました。

意外にも、中でも1番多かったのがマット
ライブ中は皆さんの熱い思いが続々と寄せられました。

マットの種類

マットの形状は主に4種類に分かれ、それぞれに根強い愛用者がいました。

エアーマット

空気を吹き込んでふくらますことでフワフワの寝心地が手に入る。
体が直接地面に触れる範囲が少なく、底冷えも防げるのがうれしい。
コンパクトに収納できるため徒歩キャンパーにも人気な半面、撤収に時間がかかるのと、袋が小さくてしまいにくいという声も。

使用者の声

エクスペド/DownMat HL Winter M

真冬でもまったく底冷えしないので、一度温まったら「冷気ってなに?」ってぐらい快適です。
高いから悩んだけど、買ってよかった!

ハンモックの下に敷くと滑っちゃうのと、テントの中で使うと細すぎるので、もう少し大きめサイズにすればよかったです。
穴を開けてしまわないか?という不安は常にあります。

インフレータブルマット

空気を吹き込む点はエアマットと同様だが、内部にウレタン素材などのクッションが入っており寝心地が良く、コンパクトに収納することができる。
撤収に時間がかかるというデメリットがある。

使用者の声

モンベル/U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 120

フニフニした使い心地で硬い地面の上でも寝やすいです。
登山用というだけあってコンパクトになるので、荷物の量を絞らないといけないときでも安心です。
よりコンパクトにするために短い120㎝ものを使っているので、荷物量に余裕のある方は180㎝のものがおすすめです!

真冬は寒いので、マットをもう1枚重ねたり、もっと分厚いマットを使った方がいいと思います。

ジャバラマット

アコーディオンのようにサッとジャバラに折りたためるため、圧倒的に設営&撤収の手間が少ない。
パンクの心配がないため、エアマットやインフレータブルマットと比較するとトラブルが起きにくい。
軽量な割にクッション性があり、路面の影響を受けにくいため暖かい季節は寝心地が良いが、冬は底冷えを防ぎきれない。

使用者の声

サーマレスト/Zライトソル

ポコポコした表面が加圧を分散してくれて、地面の凹凸を感じず快適な寝心地です!
かなり軽くて持ち運びが楽で、設営が簡単なのでハンモックの時は特に使いやすいです。

アルミコーティングがあることで少しは暖かくはなっているけど、折れ目から冷気が入るのと底冷えするのとで、真冬にはおすすめしません。
湿気で凹凸の中に水が溜まってしまうのが使いにくいかも…。

ロールマット

くるくると巻いて収納できるので収納&撤収の手間が少ない。
1本につながった長いマットなので、ジャバラマットのように継ぎ目からの冷気を感じることがない。
比較的安価に手に入るものが多い反面、路面の影響を受けやすく、硬い地面や寒い季節での使用には向かない。

使用者の声

サーマレスト/リッジレスト ソーラー(廃盤品※)

アルミコーティングのないタイプ(現行品はリッジレストクラシック)と比較すると数千円高いけど、車でキャンプに行く場合は間違いなくコレを持っていきます。
現行品のソーライトは薄いので、個人的には分厚いままの方がよかったです。

※こちらの方が使用しているのは廃盤品のため当時のR値3.5です。
 現行品(リッジレスト ソーライト)はR値2.1です。

マットを選ぶポイント

マットを選ぶポイントは用途や季節によって変わります。
主なポイントとしては、寝心地、材質、R値※など様々な意見がありました。

※R値とは断熱力を表す数値で、マットの保温力を示す目安になります。
厳格にテストして定めているメーカーもあれば、目安として記載しているメーカーもあるため注意が必要です。
寒さが不安な時は、高めのR値のものを選択する方安心です。

季節はあくまで目安で、感じ方には個人差があります。



意見を交換する中で、ソロキャンパーの多くが設営、撤収の早さを重視していることがわかりました。
その結果、多くのキャンパーたちが一番頻繁に使っているものは、なんとジャバラマットということでした…!

これは編集部にとっても意外でした。

まとめ

2月11日のインスタライブ「春のソロキャンプ おすすめのワクワクアイテム」
ライブレポートをお届けしました!
ワクワクアイテムを考えていたはずが、最終的にはコアなマットの話で盛り上がってしまってびっくりしていますが、
マットはキャンプ中に体を冷やさないためのとても重要なアイテムで、みなさんがいかに安全を考えてキャンプをしているかが伝わってきました。

今回ご紹介したように、キャンプ用品にはそれぞれメリットデメリットがあります。
インターネットで検索するとたくさんの口コミやレビューを見ることができる時代です。
自分が納得いく商品をじっくり、しっかり調べて購入したいですね。

特にソロキャンプは安全第一。
これを外して物選びはできませんね!!

※本記事に出てくる情報は2021年2月現在のものであり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

編集:高木はるか

キャンパイル編集部

キャンプ大好き!

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キャンプについての疑問や悩みについてみなさんで考えたり、キャンプについての情報をシェアしたり、 毎回お題を変更して、キャンプについての熱~いトークを繰り広げています。
熟練キャンパーなリスナーさんによる、貴重な意見が聞けるのもこのライブならでは!?
進行は、キャンプ経験で培った知識と軽快なトークでみなさんを飽きさせない「michi&maru」コンビが務めさせていただきます。
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