2021年4月10〜11日
三重県菰野町 鳥居道山キャンプ場にて

今回のテーマは「女子ソロキャンプの始め方」

一般参加者さまを迎えての初めての、そしてコロナ禍の中でのイベント開催ということで、メンバー一同とても緊張しながら当日を迎えました。


10時、受付開始です。
ひとり、またひとりと来られる参加者の方々。

今回はコロナ禍でのイベントということで受付でのアルコール消毒と、マスクの着用をお願いしております。
また講習の合間にもアルコール消毒をしていただき感染対策にご協力をいただきました。

初めての設営

受付後にそれぞれテントの設営をします。有難いことに人生初のキャンプの方もたくさん来てくださって、不安な方はスタッフと一緒に設営に挑戦していただきました。
初めて自分のテントを設営する瞬間って本当に感動しますよね…！！
そんな時間に立ち会うことができ、とても嬉しかったです。


テントをお持ちでない方にはレンタルテントをご用意しました。
この中から早い者勝ち。

maruとmichiのコレクションで、まるでアウトドア用品店のような品揃えになりました。

キャンプの安全について

午後からいよいよ講習がスタート。
まずは座学でmaru＆michiのコンビより、キャンプの安全講習について。

動物、天気、人間同士のトラブル…。
身一つで外に泊まるキャンプは様々な危険と隣り合わせです。

なにか起きても全て一人で解決しなければいけないのがソロキャンプの難しいところであり、楽しいところでもあります。トラブルを想定して、事前に心構えや準備をしておくことが大切だとわかりました。

パッキング

続いてKYO＆はるかコンビより、パッキング講座。
UL（ウルトラライト）のKYOはコンパクトなギアを集め、さらにスタッキングしたり小分けしたりすることで、なんと30Lのリュックに1泊分すべての荷物を収めていました。

バイクキャンプのはるかは樹脂製の箱をバイクに固定し、その中でギアをパズルのように組み合わせて積載することで、スッキリとした外観にまとめていました。

二人とも荷物を減らしつつ「ロマン枠」と呼ぶお気に入りギアを持っていて、楽しみながら荷物を構成していることが伝わってきました。

ロープワーク

お次はロープワークの授業です。
全員に1本ずつパラコードが配布され、タープやテントの設営に役立つロープワークを学びました。

今回の講習では
・ツーハーフヒッチ（ふた結び）
・ボーラインノット（もやい結び）
・フィッシャーマンズノット（てぐす結び）
の3つを練習しました。

結べた瞬間の「やった～！！」という歓声があちらこちらから聞こえ、全員がレベルアップした手ごたえを感じて嬉しい気持ちになりました。
ロープワークは繰り返し練習することで手が覚え、いざという時にササっと使うことができるようになります。
ぜひ講習後も、時々思い出して結んでみてくださいね。

タープの設営

さて、休憩をはさんでいよいよ実践講習です。
今回は正方形のタープをポール2本で設営します。

まずはお手本を見ます。

ポールを使ってペグダウンするための位置を測定する方法や、安全にペグを打つ方法、先ほどのロープワークの活用など、たくさんの技術を組み合わせる必要があります。

3～4人ずつのグループにわかれ、協力しながら設営します。

「これを一人でするのは難しいねえ…」と、本音が漏れながらも設営完了！
そう、タープを一人で建てるにはコツがあります。
練習あるのみ！一緒にがんばりましょう！

自立式と非自立式テントの比較

続いて自立式と非自立式テントの違いを見るため、パンダVC（テンマクデザイン・廃盤）とエアライズ（アライテント）の設営を見学しました。

パンダを初めて見る方も多かったようで、「かわいい！」と好評でした。
一方エアライズも「軽い！」「設営が簡単！」との声。
中に入ってみたり、生地を触ってみたり、それぞれの良さと弱点を感じてもらうことができたのではないでしょうか。

火器の取り扱い

「わぁ～、疲れた！！」なんて声も聞こえてきそうだったのですが、最後にもうひと講座。
席に座っていただき、火器の種類と使い方をご紹介しました。

たくさんの種類がある火器をひとつずつ紹介し、実際に火をつけるところを見ます。

ガソリンバーナーのプレヒート中は予想以上の炎に「ひえ～！」と悲鳴が上がる場面も。
楽しいキャンプですが、火の取り扱いは安全が第一。
しっかりしたメーカーのものを、正しい使い方で使用しましょう。

カリキュラム終了！

おつかれさまでした！！

夕方以降はそれぞれ夕ご飯を食べたり、焚き火を囲んだり、キャンプならではの夜を過ごしました。
暖かい炎を眺め、身も心もポカポカ。

今回に向けて焚き火台を用意して来てくださった参加者様には、スタッフと一緒に火をつける練習をしていただきました。
春にしては寒い夜でしたが、皆様大丈夫でしたか…？？

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翌朝はそれぞれ撤収し、自由解散です。

片づけ方やギアの保管の方法など、フィールドを回りながらたくさんのご質問をいただきました。
いただいたご意見やご質問は、今後の講習の内容に反映させていただきますね！

今回はCampail主催の初イベントということで至らない点も多々あったかと思いますが、参加者の皆様のご協力のおかげで怪我人もなく、新型コロナ対策をしながらのイベントを無事行うことができました。
難しい時期の開催ではございましたが、ご参加いただきまして本当にありがとうございました。


今後も新しい学びをご提供できるよう、メンバー一同精進してまいります。
またのご参加をお待ちしております！！